人々が電脳化された近未来。少女型の愛玩用ロボットが暴走し、人間を殺傷するという事件が頻発する。それを捜査する公安9課の刑事バトーは、自らの脳にハッキングを受けるという妨害を受けながらも、真実に近づいて行く…。1995年に公開された『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』の直接的な続編であり、押井守監督のアニメ作品としても9年…【amazonより引用】

攻殻機動隊の主人公といえば草薙素子、そんなイメージがありますが今回の主人公はバトーです。もうとりあえず映像がすごい。押井作品の3Dを駆使した映像演出には毎回驚かされますね。とりあえず映像見ているだけでも楽しめます。

またこの作品から感じ入ったこととしては、主人公のバトーやトグサに降りかかる電脳に対するハッキングなどの攻撃。操られて大暴れしてしまったり幻覚を見せられてしまったりと、ほとんどの人間が電脳化された世界の「いびつさ」を物語っている気がしますね。ただ表のストーリー一辺倒だけでは終わらない世界を表現きっちり表現されているあたりは流石の一言。

しかし問題はストーリー、内容共に複雑すぎるというところでしょうか。『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』のレビューで複雑だ、と言う意見を書きましたが、今回はさらに輪をかけて複雑。兄や母と一緒に見たのですが自分以外は「?」みたいな顔をしている始末。特典映像である程度の説明をしているとはいえ用語が理解しにくいと感じる面が多々ありましたね。そこは残念。アニメ版攻殻機動隊クラスの解り易さを水準にして欲しいものです。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索